遠藤憲一さんは、その眼光の鋭さやいかつい風貌から悪役のイメージが強い俳優さんでした。

しかし最近は、単純な悪役から人間味溢れる役やコミカルな役までをこなし、バラエティ番組に出るなど活躍を幅を広げていますね。

そんな遠藤憲一さんの若い頃の話、そして嫁のことや家族について調べてみました。

遠藤憲一プロフィール

名前:遠藤 憲一(えんどう けんいち)

生年月日:1961628

身長:182cm

体重:70kg

所属事務所:エンズタワー

遠藤憲一若いころはヤンキーだった?

遠藤憲一さんは、小学校のころから野球をやっていました。中学に入るとファーストやリリーフ投手をやったそうですが、うまい人が多くいたので挫折してしまったそうです。

中学を卒業して入学した高校が、当時は生徒の半数以上がつっぱりで、ほとんどがリーゼントだったそうです。遠藤憲一さんはもともと素直な性格でしたが、それ故そんな周りの環境に影響されて、ヤンキーになり遊びに染まるようになってしまいました。

ところで遠藤憲一さんが入学した高校は、横浜商工高等学校(現横浜創学館高等学校)で、校歌はシンガー・ソングライターの小田和正さんが作詞・作曲したり、運動部、文化部などのクラブ活動が盛んで、プロ野球選手やプロサッカー選手を出している良い学校になっていますので、いまはヤンキー生徒はいないじゃないでしょうか。

高校に入学してからは、ほとんど勉強をしないで高校1年の二学期で自主退学してしまいます。その後は、アルバイトをしますが辞める癖がついてアルバイトを転々としていたそうです。

ある時たまたま劇団員募集の広告を見て応募したところ合格しました。その劇団には松平健さんや三原じゅん子さんもいたそうです。その劇団に入って2年ほど経ったとき、仲代達矢さんが主宰する無名塾を受けるチャンスがあって応募したところ、難関と言われた塾に見事受かったそうです。しかし規則の厳しさや辞め癖が抜けずにわずか10日で辞めてしまったそうです。普通はもったないと思いますが、普通の感覚ではないところが遠藤憲一さんの魅力になっているでしょうね。

役者としての転機は、偶然劇団昴がやっていた「動物園物語」という2人芝居をみたことだそうです。舞台にはベンチ1つしかない設定でそれが気に入って、自分でも同じようなことをやってみようと、初めて自分で演出して2人芝居をやったそうです。演出家としての才能もあるんですね。

その芝居を見ていたあるマネージャーからスカウトされたことで、映像の世界に入ったそうです。

そしてデビュー作は、198322歳でNHKドラマ「壬生の恋歌」、新撰組の平隊士たちの話でした。

今ではテレビ、CM、映画、ナレーションなど幅広い活躍で、遠藤憲一さんを見ない日はないというほどの人気俳優になりましたね。

嫁と家族についても調査

遠藤憲一さんは29歳のときに元役者の昌子(しょうこ)さんという方と結婚されています。

年齢は、遠藤憲一さんより1つ年上です。

遠藤憲一さんは、2007年に晶子さんと2人で事務所を立ち上げています。嫁の晶子さんが遠藤憲一さんのマネージャーをやっていて、遠藤憲一さん曰く「演技に関してとても厳しいそうです」が、夫婦だからこそ言える率直な意見って大切なんでしょうね。行き過ぎると困ることもあるかもしれませんが。

晶子さんがたまにに褒める言葉がお世辞抜きの評価なので、遠藤憲一さんにとっては一番嬉しいそうです。

何だかんだ夫婦円満で良い関係だと思いますね。

遠藤ご夫妻に、お子さんはいないようですが、嫁さんがマルチーズを2匹勝手に飼いだしたそうです。というのも遠藤憲一さんは、子供の頃犬に噛まれたことがあって犬が苦手だったそうですので、奥さんが相談したら反対していたかもしれませんね。でも飼い始めてからは遠藤憲一さんも自分の子供のようにかわいがっていたそうです。

残念ながら20141月にまめちゃん、20162月エレキくんともに天国に旅立ちましたので、いまは遠藤ご夫妻お二人での生活になったと思います。

まとめ

遠藤憲一さんは高校生のときはヤンキーをやっていて、高校1年のときに中退しました。

辞め癖がついて、アルバイトを転々としたりしてしましたが、劇団員の募集に合格してから役者への道に入っていきます。

難関と言われている無名塾に入りますが、厳しい規則と辞め癖がでて、わずか10日で辞めました。

その後、自分で演出した2人芝居が評価されて映像の世界へと入っていきました。

遠藤憲一さんの嫁さんは、晶子(しょうこ)さんという方で、遠藤憲一さんと2人で事務所を立ち上げて、遠藤憲一さんのマネージャーをされています。

遠藤ご夫妻に子供はいないようですが、2匹のマルチーズを飼っていました。2匹とも亡くなっていますので、いまは夫婦2人での生活をされています。

遠藤憲一さんは、存在感がありオンリーワンの役者さんですので、これからますます活躍されていくことと思います。